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自己愛

水仙を見ていると妙に騒がしいさが漂ってくる。どの花も忙しく何かを言っているようで...それも自分勝手に。みんな違う方を向いて口を開けているからだろうか。水仙全体の花言葉は自己愛。でも白い水仙の花言葉は神秘。 なんだか口から生まれてき...
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静止

凍てつく朝。きらきらと輝きながらも全てが止まって音すら聞こえない歩き慣れた道。 全てが止まったかのような朝
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冷たい牙

中央アルプスの牙岩。白く柔らかそうな稜線に硬さを際立たせている。 木曽前岳と、その左の牙岩
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鉛色の週末

南岸低気圧で雪模様の週末。竹藪はまるで幽霊の集団。 竹藪の幽霊たち
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滝つぼ

小野の滝の冬の景色。その昔は木曽八景。国道19号線沿いながら、今は訪れる人も少なく、また温暖化でこのように滝壺が凍り付くことも少なく。
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夢の跡

その昔木曽地域は林業で栄えていた。山の奥まで森林鉄道が走り、山から材木を運び出し、国鉄駅の貯木場から全国に配送されていた。この鉄橋は山と貯木場を結ぶ、木曽川を跨ぐ鉄橋。この森林鉄道は昭和40年に廃止されている。 何も渡らなくなって久...
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謙譲

山の中にひっそりと咲くさざんか。その奥ゆかしさから花言葉は謙譲。家の近くの公園でも、モノトーンに近いこの季節さざんかが彩を添えている。ピントをどこに合わせるかが難しい。おしべと花びらの輪郭に合わせたつもりが、なんだか甘いピントになってしま...
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星くず

凍える寒さのなか、朝日とともに足元の星くずが瞬きだします。 足元の星くず
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白梅

夜のうちに降った雪が梅の古木の枝に積もりました。夜明けとともに鉛色の雲が晴れて鮮やかな青空に白く雪毛化粧した梅の枝が映えます。きりっとした冷たい空気の中、明るい日差しで枝の雪が緩みます。 白い雪を纏った梅の古木
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冬の紅白

南天は縁起物。難を転じて福となすとの意味合いから、縁起木とされています。昔は家の近所にも南天畑があり、年末には正月用に出荷されていました。雪を被った南天の実は冬の紅白。正に縁起物です。