梅雨

梅雨時を代表する花、アジサイ。うちの庭に咲くのはガクアジサイ。大きな花（？）が小さな花を囲む姿が額に似ていることからガクアジサイ。深い青紫の色と控えめな花姿から、その花言葉は「謙虚」。

狐の手袋という別名を持つジギタリス。その植物全体に毒を持つことから危険な愛を意味するとして付いた花言葉が「隠されぬ愛」。妖精がこの花を手袋として狐に送った逸話から狐の手袋との名前を持っている。その可愛いイメージとはちょっとかけ離れた花言葉...

小さな花だけれど、地面にしっかり根をはって毎年花を咲かせるニワゼキショウ。そんな様子から付けられた花言葉は「繁栄」。小さい花だから、足下をしっかり見て居ないと見過ごしてしまう花。

梅雨時にさく、その名もムラサキツユクサ。大きなスラっと伸びた葉っぱと長い茎、でも個々の花は短命。それゆえ、花言葉は「ひとときの幸せ」。株自体は長い事花を付けているから「ひととき」ってイメージは無いんだけれど。

梅雨のしっとり感を体現するハナショウブ。柔らかい花びらに梅雨の水滴が付いてる花姿はこの季節を体現しているよう。その花言葉は優しい心。

梅雨に入り雨模様の日が続くと、庭の花々も頭を垂れて晴れるのを待っているよう。そんな中、すくっと立っているムラサキツユクサ。まるで雨の中でおどっている感じ。

花畑の隅や道端に沢山さくメキシコマンネングサ。厳しい環境でも絶えることのない強い草。その花は強さに似合わずとても愛らしい。その花言葉は私を想って。

決死で派手ではなく、可憐な花が沢山咲くジニアリネアリス。長く咲くその姿は不変な様子を表すのかもしれない。その花言葉は友情。

ニワゼキショウ、小さな花だけれども思わず目を凝らして見入ってしまう花姿は印象的。花言葉は繁栄、受ける印象は愛らしさ。

オニタビラコ、漢字では鬼田平子。まるで人の名前のようなだけれど、鬼＝大きい、田平子＝田んぼにへばりついて、の意味のよう。他の草を圧倒しないという意味で、仲間とか純愛とかの花言葉になったとの説があるけれども、腹落ちし難い感あり。花自体はとて...